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評価数:8 |
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『ソードアート・オンライン』で舞台となるのはファンタジー系RPGの世界です。
それも、ネット上で多数のプレイヤーが同時に参加することが前提のMMORPGを更に進化させた、VRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)内での出来事が描かれることになります。
そのゲームの名前が『ソードアート・オンライン』で、『アインクラッド』とはゲーム内に登場する巨大な浮遊城の名前です。
ヘッドギア状のインターフェースを使ってゲーム内へと完全ダイブすると、5感を伴ったまま世界の中に入り込むことが出来る…というゲーマーにとっては夢とも言える設定に心が躍ります。
しかし、全プレイヤー1万人が、その世界から強制的に脱出不可能にされてしまい…という波乱の展開へ・・・・・・
普通のロールプレイングゲームなら死んでもやり直せば良いだけですが、ソードアート・オンラインではプレイヤーが死ぬと現実世界の体も死んでしまうことが明らかになり、ゲーマー達の理想郷は一転、脱け出せない檻となってしまいます。
キッカケはともかく、自ら加速の力を手に入れたアクセル・ワールドとは異なり、こちらは完全に巻き込まれた形になるのが対称的ですね。
手に入れた力がゼロに戻るのもキツいですが、拒否権を与えず敗北は死、という引き算のみの設定は、更に過酷だと言えるかと
現実世界に戻るためにはモンスターがひしめくアインクラッド全100階層を踏破し、ゲームをクリアしなくてはならないという条件を前に、徒党を組む者、諦める者、他のプレイヤーを襲う者、と様々な反応を見せるプレイヤー達。
そんな中、主人公『キリト』は、単身で上層を目指すソロプレイヤーの道を歩み始める事に。
パーティーを組まずに冒険にでるのは、MMORPGの世界ではデメリットが多いです。
3~6人で囲めば楽勝の敵でも、1人で戦えば難敵になるのは当たり前。
ソードアート・オンラインの世界上ではソロプレイにも恩恵があるようですが、攻撃役、防御役、回復役、といった役割分担が出来ない事は致命的。
肉体的、精神的なプレッシャーも省みず、キリトが1人で戦い続ける理由とは?といった辺りも本編内で語られるので要チェック!
そんな彼がゲーム内で出会ったのが、メインヒロインである『アスナ』。
キリトとは対称的に、人望があつく、強力なギルドの副団長も務めるアスナは、可憐な容姿もあいまってファンがつく程の超有名人
このアスナ、基本的には素直で優しい美少女というのがベースでありながら、行動力に優れ、少し気が強くてちょっぴりツンデレ風味な部分も持っていたりと、なかなかにヒロインとして高スペックなキャラクターです。
中でも、会話の合間合間に見せるキリトへの気遣いがケナゲで、彼女の「心からキリトの無事を祈っている様子」に胸がときめきます。
キリトが彼女を意識するようになる過程は、序盤から丁寧に描かれていますし、彼女がキリトを意識し始めた経緯についても、後半で詳しく語られるので、ラブ要素を重視される方にもオススメです。
この2人が共に笑い、共に戦い、共に涙する様子に魅せられて、あっという間に読み終わってしまいました。
バーチャルの世界の中でも、相手を想う気持ちの尊さはやはり大切なかけがえの無いものだと言えるのではないでしょうか。
また、日常のイベントやバトルシーンには、随所にネットゲームへの深い造詣が感じられるのも本作の特徴です。
アイテムの売買や調理、釣りなどのスキルなど、一度でもMMORPGをプレイしたことがある方なら自然とニヤニヤしてしまうイベントが目白押し!
タイトルの由来ともなっている『ソードアート』と呼ばれる必殺技を用いたカッコイいバトルも見逃せません。
強大な敵を相手に閃く剣閃!
仲間との連携を前提にした『スイッチ』と呼ばれるテクニックなども見所ですね。
純粋に技の応酬自体もカタルシスがあって楽しいですし、その戦闘が後の展開と関係している部分があったりするのも上手いです
拙い文章で魅力が伝えきれたか不安でございますがバトル物大好きな方は是非、書店でチェックなさってみて下さいませ。
個人的に今まで読んだラノベのなかでトップ3に入る面白さで他人に一番勧めたいラノベです
MAG内に3巻と5巻の評価レビューがありますが9巻までの評価を書きます
少しネタバレが含まれるかもしれませんから…
一巻…最初に思ったのはこれで完結してもいいんじゃない?と思いました。それほどいい終わり方でした。この一巻を簡潔に説明するならキリトとアスナのラブストーリーかつSAO世界の攻略ですかね!!ヒースクリフとの最終決戦もですが戦闘描写は少し短い感じが少し心残りの作品でした。でもキリトの人の命を大切に思う気持ちとアスナとの甘い恋愛シーンはとても良かったと思います。戦闘の設定も新しく感じられてよかったです
二巻…SAOの世界の短編集です。いかにキリトがいいひとなのか分かります。この巻以降サチがもう出てこないもう残念で仕方ない…キリトが少し天然女たらし(笑)ぽいところを見せてくれます。ユイの話もいいものですがシリカが可愛いというのが個人的なこの巻の感想です
三巻…この巻以降は現実での話が入ってきます。この巻でキリトはアスナがまでSAOの(正しくはALO)の世界に閉じこまれていることを知りアスナを助け出そうとする巻です。この巻の見どころは妹の心の微妙なそして複雑な変化ですね。あとこの巻ではキリトがSAOを通して命の大切さをどれだけ理解したのかがわかります
四巻…この巻はちょっと須郷との戦いのときはちょっとご都合主義が出ていますがキリトとアスナの恋の深さも分かるいい巻です。215ページの挿絵最高です!(^^)!個人的にレコンはいい奴だと思うから直葉はレコンと付き合っても幸せになれると思います。ま、この巻で絶対誰もが思うことはこれに限るだろう「須郷は最低のクズだ」
五巻…表紙のキリトが綺麗過ぎて誰だが分からんwwwまた新たなGGOの世界の話に変わるわけだが…SAOのステータスを持っているのは相変わらず反則だと思う…銃の世界なのだから剣じゃなくて銃で戦うキリトが見てみたいという気持ちが…
六巻…この巻でキリトの天然の女たらしぷりがまた出ますねwwwしかしまったくMMOの世界のクズは現実でもクズなんですね…こんな下らん理由で殺人する奴らの気持ちが分からんよ…てか分かりたくないよ。
七巻…この巻では泣かされましたね…茅場は確かにひどい奴だったけど彼の技術は人を助けることもできただけに茅場にはもっとまともに生きてほしかった…これは馬鹿と天才は紙一重だから仕方ないことなのかな…。しかしキリトはすごいですね…疑問なんだけどなんでキリトはメディキュボイドなんて知っていたのか不思議ですね…フルダイブ技術について調べていたのかな?
八巻…二巻以来の短編集です!!アスナとキリトの初コンタクト等の話です。今後また短編集が出てきたときにPoHたちラフィンコフィんとの対決が楽しみです。
九巻…Webでは最も支持を受けたシリーズの序章です。最初はいまいちつかめずつまらなく感じましたがキリトが初期の強さというのが新鮮でとても楽しみです。現実世界ではジョニーにサクシニルコリンとかいうものを打たれた和人がどうなっているのか心配…どうやってこのアンダーワールドにキリトがいるのかが不思議という感じで十巻が楽しみになりました。しかし最後にセルカにキスなど何考えてんだよ…浮気じゃねーかwww
今後のSAOも楽しみで仕方ないしもう廃止されたWeb上のSAO完結までみたいという気持ちが高ぶって仕方ありません。途中評価が雑ですみません
この作品は
内容 良し!
展開 良し!
そしてなにより・・・女の子がカワイイ!!!
発想がとても奇抜なものだと思う。ゲーム内で死ぬと現実でも死ぬと思われる、という不確かな可能性から回避するためにひたすらに安全にゲームの攻略を進めるプレイヤー達の中で、主人公キリトが良い意味で目立っている。
キリトとアスナの会話に少し違和感を憶えたが、その程度。
常に消えない不安の中で戦う主人公たちの姿がよく描かれていると思う。
とにかく主人公がかっこよくて堪んなかったです。
ゲームの中でのHPは現実世界の自分の命のパラメーターになってしまう状況下でのプレイヤーたちの様々な考え方と行動そこに渦巻く悪意をうまく表現している作品だと思います。
SAOを脱出したあとはキリトこと桐ヶ谷和人がVRMMOの問題に巻き込まれて…デスゲームでなくてもキリトそしてアスナを含む仲間たちが色あせることなどありませんでした!
もうサイコーですね♪
一昔前にはやったものですね。あと主人公だけに特別なアビリティやら、強くてニューゲームなところが人気なのかもしれませんが正直この手の設定は萎えます。あと、オンラインゲーム独特の言葉が知らないものにとってはみみざわりです。
評価点としては、主人公の人をくったキャラも含め男のキャラも魅力的に書かれていることですかね。
後はワンパターンにならずにいろんなゲームや切り口にしているところは好印象です。
私がアニメにハマった原点ともなるソードアートオンライン。
そのラノベ版をひょんなことから読むことに。
アニメが先だったので、
この1、2巻はなんといいますか、組み立て方?構成が
アニメとは大きく違います。
アニメ1期は前半にアインクラッド城攻略の話で、
後半はアルブヘイムオンラインの話ですが、
この前半のソードアートオンラインという仮想MMORPGの話が小説2巻分でした。
やはり、というか、わかっていたことですが、
原作の方が好きです。
おそらく、心理描写や状況描写が言語化されている方が、好みなんだと思います。
ただ、アニメの方が、番外編ともいえる2巻の部分をうまく間にいれているので、
本筋&番外編の小説版2部構成よりも、
アニメ版の本筋の合間に閑話休題的に番外編を入れるという構成の方が
自分は好きでした。
そして、アニメと違う点がというか、アニメでプラスした点があったことに
あらためて気づくことができたのもよかったです。
キバオウとの出会いやアスナとの出会い、
後にビーターと主人公が呼ばれるきっかけとなった最初のボス攻略のシーンが
小説にはありません。
小説だと、きづいたら、74層になってます。
それにしても、神的なまでにアスナさんが素敵すぎます。
大好きです。
2巻に出てくる、リズベットやシリカやサチも好きです。
こんなにキャラを愛せるのは、きっとアニメが好きだったせいもあるんでしょう。。。